心が穏やかになる音楽を選んでみた。【疲れたときにおすすめ。】

日々生きていると、辛いことやイライラすることに、これでもかというほど出会ってしまう。そんな時ぼくは、音楽を聴くことで気持ちを落ち着かせていることが多いような気がする。多分、そういう人は多いよね。

目を背けるでも、蓋をするでもなく、鳥のように上空から見下ろしてみる。そういう冷静さや穏やかさを取り戻してくれる装置みたいな音楽を紹介しようと思います。

hruka nakamura

木漏れ日がスーッと体に染み込んでくるような、静かな暖かさを感じられる楽曲が多いです。穏やかな1日を作りたいときに、コーヒーを飲みながら聴くことが多いです。

Arne – haruka nakamura

Graceというアルバムに入っている楽曲なのですが、このアルバムがとてつもなくおすすめで、辛い時、イライラした時、穏やかになりたい時、はたまたお昼寝したい時、どんな時でもこのアルバムが助けてくれます。

魔法のアルバムです。

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Predawn

優しい歌声の中に凛とした力強さもあって「あ、体にいい音楽だ」といつも思う。アコースティックで静かな楽曲が多いのですが、雪解け水がさらさら流れ出るような聴きやすさもあって、聴いてると心のモヤモヤまで一緒に流れていくような、そんな気がします。

Universal Mind – Predawn

「宇宙 意識」と直訳できるように、聴いていると宇宙をぷかぷか漂っているような感覚を覚えます。でも、ただぷかぷかしているだけじゃなくて、どこか本質的ななにかを見据えているような。。そんな感覚も感じとれたり。。

こちらはAbsenceというアルバムに収録されている楽曲で、Absenceは日本語で「不在」を意味します。インタビューでは”「自分の人生には何かが足りない」と煩う人に、前に進むための「諦め」を肯定する。”そんな想いを語っています。

個人的にはしんどい時や郷愁感を感じたい時に聴くことが多いです。

bibio

bibioはアコースティックとエレクトロニカが融合したような楽曲が多く、ジャンルとしてはフォークトロニカと言うらしい。エレクトロと聞くと少し前に流行ったEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)が頭をよぎってしまいますが、bibioは激しくノるような楽曲はほとんどなく、音風景が感じられるような不思議な魅力があります。

The Ephemeral Bluebell – bibio

昼下がりの休日みたいな曲。心地よいノイズが後ろで洪水のように鳴っていて、個人的に聴いてると「無」になる。
今回紹介した楽曲はボーカルが入っていないインスト曲だけれど、ボーカルが入っている曲もあるよ。

明るいんだか暗いんだかよくわからない曲だからこそフラットな気持ちのままいれるのかな?

カネコアヤノ

半径5メートル以内のことを歌っているような、日々の生活に根ざした楽曲が多いように思う。ハスキーで力強い歌声がたまにぶっきらっぼうに跳ね上がる時があって、それも含めて生活感があって好きだ。「穏やかな日々は良い でもたまに飽きる」と歌詞の中で言ってしまうように、聴いていると素直な気持ちになります。

エメラルド – カネコアヤノ

なんでもない歌詞がふと脳みそに飛び込んできて、強い印象を残して去っていく。そんなおてんば少女みたいな曲。聴いてるだけで穏やかに明るい気持ちになります。

「帰りに焼肉でも食べたい。 大切なのは明るい明日だ」という歌詞が、なんだかとても信用できる。

おわりに。

音楽は、耳から気持ちを落ち着かせてくれたり、はたまた燃えるように滾(たぎ)らせてくれたりと、僕の生活の中では特効薬として大活躍の日々です。

そんな特効薬の一部を今回は紹介させていただきました。

ぼくは口癖みたいに「穏やかに生きたい」とつい口にしてしまうのだけれど、穏やかに生きるってなんなのだろう。

冷静にいることでも、悩みがないことでもなく、そこには暖かさのようなものがあるような気がしていて、人参を食べやすい大きさに切ってあげるだとか、寒い日に暖かいコーヒーを淹れて帰りを待つみたいなことの方が近いんじゃないかなと思う。

そういった暖かさは、疲れているときや、辛いときにはなかなか表にだせないけれど、音楽を聴きながら少しづつ棘を抜いていくみたいに元気になっていけばいいな。

昨日よりも優しく、穏やかに生きようぜ。

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